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kamiya
猫との暮らし
子育てがひと段落した頃、我が家に猫がやってきた。 次男が大学生だった時、まだ雪が残る道端で生まれたばかりの子猫を拾った。北陸の春はまだ冷たく、4月になっても雪が降る日があるという。そんな冷たい春の日に道端で子猫は今にも消えそうな程小さな泣き声をあげていた。...


takeda
小さなおせっかい
2月14日、里親家庭を対象としたボランティア事業がいよいよ始動しました! 里親等支援ボランティア事業『さとぽっぽ』です(^^)/ 里親さんの育児や家事などの負担を少しでも軽くできるよう、ボランティアさんがお手伝いしてくださいます。今回、そのボランティアさんの中心を担って下さ...


mune
家庭的であるということ
私が大学を出て、社会人として初めて児童養護施設で働きはじめて、まず感じたことが、 「何かとんでもないところに来てしまったな…」ということです。 (※私が以前勤めていた施設での話です。) その施設では、朝一番に集会室でおまいりの時間があり、子どもたちは、その時間に遅れるとみん...


kamiya
落ち葉の道を歩きながら
晩秋の天気の良い日曜日は近くの低い山を一人で歩くことが多い。木漏れ日の中、落ち葉がこそこそと音をたて、その音を聞きながらいろんなことが頭の中をかけめぐる。 2年前に亡くなった猫のこと、自分から食べることを止め、覚悟を決めてひとり静かに逝ってしまった。最近は、認知症が始まった...


inoue
体内記憶
長男が4才の頃、車の助手席で突然話し始めた。 お腹の中は冷たくて狭くてね 僕、早く出たくて、たくさん蹴ったんだよ。 それから気がついたらママの顔が見えてきたんだよ。 生後10か月で乳児院から我が家に迎えた長男。 突然の体内記憶の告白に驚いた。...


takeda
出会い
『こんばんは☆ 日帰りになっちゃうねんけど、名古屋に会いに行こうと思うねんけどお姉ちゃんたちの予定どんな感じ-(*^-^*)?』 ⇧ コロナ禍でなかなか会えない日が続き、落ち着いてきた頃久しぶりにきたLINE(^^)/ 彼女との出会いは今からもう20年以上も前になります。...


mune
突然子どもがやってくる!
里親になるということは、突然子どもが家にやってくるということでもあるので、きちんと挨拶や説明をしないと、近隣の方からは不審に思われてしまうこともあります。


kamiya
NHKドラマ「命のバトン」を観て考えたこと
高校生の‟思いがけない妊娠“があり、そこに偶然知り合った児童相談所の職員がかかわり、赤ちゃん縁組(新生児の特別養子縁組)に至るというドラマ「命のバトン」は、まさに人と人とがバトンリレーのようにつながっていくというストーリーだった。...


inoue
里親の始まり
毎日、いつ委託の電話があるか待ち望んでいました。 うわさで聞いていた通り、ある日の夕方、我が家の電話が鳴り「8ヶ月の男の子なんですけど…。」 待っていたのに天と地がひっくり返るくらい驚いて、担当者さんが言う言葉に返事をすることで精いっぱいでした。...


takeda
里親への一歩
以前より、いつか里親をやれる日が来ればいいなぁ。という漠然とした思いは持ち続けていましたが、日々の生活に追われ、なかなかゆっくり考える暇もないまま毎日が過ぎていました。 ある朝、中学2年生の息子が、 「なあ、うちに誰か来るん?」と聞いてきたのです。...