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mune
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プロフィール
登録日: 2021年11月26日
記事 (18)
2026年1月15日 ∙ 3 分
本音を話せない里親
里親制度は子どものための制度ですが、里親が一人で頑張る仕組みではありません。 里親家庭を中心にチームで子どもを育てていくという考え方で制度はつくられています。 だからこそ、困ったときや迷ったときは、いつでも相談していいし、頼っていいことが前提となっています。 でも、相談するということは簡単なことではありません。 わたしも里親として子育てしながら「言えないこと」「言えなかったこと」は沢山ありました。 それは、今でも簡単に人に話せるようなことではありません。 支援者は「気軽に相談してくださいね」と優しく声をかけてくれますが、本当に相談したいことは気軽に相談できません。相手が支援者だからこそ話しにくいこともあるのです。 しかし、今は支援者側の立場にもなり、これまでの里親支援の現場を振り返ると、「もっと早く本音を話せていたら、違ったかもしれない」そう感じる場面が本当にたくさんあります。 「子どもがかわいいと思えない」 「感情的になって思わず…」 「家族との関係に修復できないような亀裂がある」 「想定していないような事態が起こった」 それは、決して特別なことではありませんが、いざ口にしよう...
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2025年10月27日 ∙ 2 分
ベテラン里親だから安心?
先日、ある里親さんが印象的な言葉を話してくれました。 「“ベテランだから安心”って言葉、あれは支援者側の言葉だと思う。 私たち当事者は、そんなふうに思っていないし、そんなふうに言ってほしくもない。」 その言葉を聞いた瞬間、ハッとしました。 思えば、支援する立場にいると、つい「経験がある」「慣れている」ということに安心感を覚えてしまうことがあります。 「この方なら、ある程度のことは分かっているはず」「きっと上手く対応してくれるだろう」と…。 しかし、その“安心”という感覚が、いつの間にか当事者の方にとってプレッシャーや重荷になっていることもあるのだと気付かされました。 私自身も里親であり、かつ施設職員であるという立場上、そういったプレッシャーのようなものを感じ続けてきたので、この里親さんの言葉は他人事のようには思えませんでした。 「この人ならお願いできる」「ベテランだから安心」 その言葉には支援者からの信頼の気持ちが込められています。 でも同時に、その言葉を受け取る側の心には、「期待に応えなければ」「失敗できない」「頼まれたら断れない」といったプレッシャーが生まれていることもあると...
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2025年7月27日 ∙ 2 分
ぼくとおばあちゃんの話
私の祖母の晩年は認知症で、ほとんど外に出ることなく、定位置のソファで日々を過ごしていました。 祖母は、私の携帯に毎日のように何度も電話をかけてきましたが、仕事中の私はなかなか出ることができず、不在着信が十数件にのぼることも珍しくありませんでした。...
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