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プロフィール

登録日: 2021年11月26日

記事 (19)

2026年8月15日2
上手く言えなくていいんだよ
自分の頭の中にある想いや考えを上手に言葉にして伝える。 それは、今でもすごく難しいことです。 想いや考えは常に渋滞しているので、適切なタイミングで上手く言葉にできることはまずありません。 稀に上手く言葉が繋がることもあるけれど、完全に出たとこ勝負で肝心なところが伝わらないことも多い…。 それは、多くの子どもたちもそうなんじゃないかなと思うんです。 頭や胸の中には、たくさんの想いや感情が渦巻いているのに上手く言葉にならない。できない。 「なんで黙ってるの?」 「泣いてるだけじゃわからないでしょ!」 と言われると、さらに言葉に詰まり途方に暮れてしまう・・・ ただあの時、なぜ言葉にできなかったかを思い返すと、言葉にすると揚げ足をとられるかもしれないという過去の経験による恐れもあったように感じています。 そう考えると、何が言えるかではなく、受け取ろうとする当時の大人の姿勢にも問題があったんじゃないかなぁ…ということは、今だから言えることです。 これはあくまでも個人的な記憶ですが、そう考えると言葉にできない理由は人それぞれ色々あると思いますし、言葉にならない子どもの思いにどれだけ想いを寄せ...

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2026年1月15日3
本音を話せない里親
里親制度は子どものための制度ですが、里親が一人で頑張る仕組みではありません。 里親家庭を中心にチームで子どもを育てていくという考え方で制度はつくられています。 だからこそ、困ったときや迷ったときは、いつでも相談していいし、頼っていいことが前提となっています。 でも、相談するということは簡単なことではありません。 わたしも里親として子育てしながら「言えないこと」「言えなかったこと」は沢山ありました。 それは、今でも簡単に人に話せるようなことではありません。 支援者は「気軽に相談してくださいね」と優しく声をかけてくれますが、本当に相談したいことは気軽に相談できません。相手が支援者だからこそ話しにくいこともあるのです。 しかし、今は支援者側の立場にもなり、これまでの里親支援の現場を振り返ると、「もっと早く本音を話せていたら、違ったかもしれない」そう感じる場面が本当にたくさんあります。 「子どもがかわいいと思えない」 「感情的になって思わず…」 「家族との関係に修復できないような亀裂がある」 「想定していないような事態が起こった」 それは、決して特別なことではありませんが、いざ口にしよう...

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2025年10月27日2
ベテラン里親だから安心?
先日、ある里親さんが印象的な言葉を話してくれました。 「“ベテランだから安心”って言葉、あれは支援者側の言葉だと思う。 私たち当事者は、そんなふうに思っていないし、そんなふうに言ってほしくもない。」 その言葉を聞いた瞬間、ハッとしました。 思えば、支援する立場にいると、つい「経験がある」「慣れている」ということに安心感を覚えてしまうことがあります。 「この方なら、ある程度のことは分かっているはず」「きっと上手く対応してくれるだろう」と…。 しかし、その“安心”という感覚が、いつの間にか当事者の方にとってプレッシャーや重荷になっていることもあるのだと気付かされました。 私自身も里親であり、かつ施設職員であるという立場上、そういったプレッシャーのようなものを感じ続けてきたので、この里親さんの言葉は他人事のようには思えませんでした。 「この人ならお願いできる」「ベテランだから安心」 その言葉には支援者からの信頼の気持ちが込められています。 でも同時に、その言葉を受け取る側の心には、「期待に応えなければ」「失敗できない」「頼まれたら断れない」といったプレッシャーが生まれていることもあると...

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