ike春春は、花が咲いたり生き物も活発になったりして、明るく、「始まり」のイメージがあります。なんとなく穏やかな気持ちになり、のんびりと過ごしたくなる人もいるかもしれません。引越しをしたり、新しい生活が始まる人もいると思います。...
kamiya夢を見る眠ることは、健康に生きるために必要なことで、人間の欲望の一つでもあります。だが、最近では「よく眠れない」と訴える人も多く、また精神的な落ち込みから不眠になってしまう人も多いようです。不眠はまさに人が抱える根源的な病の一つかもしれません。...
inoue親子の育ち1才3ヶ月でやっと歩けるようになってからの彼の成長は早かった。 家の中では可愛いプーさんバイクにまたがり、部屋中グルグル、キュルキュル、ドッカンドッカンと事故を起こしながら走る暴走車。ご飯も愛車に乗ったままドライブスルーのように食べさせてもらって走り去る。...
takeda子育てと親の欲最近、幼い里子さんの姿を見て、わが子の幼かったころを思い出すことが多くなってきました。 子どもたちが生まれたばかりの頃は、ただただ元気に大きくなってくれればそれでいいと思っていましたが、そこそこ元気に育ってくると、今度は子どもらしくのびのびと育ってくれたら…なんて思ってしま...
mune心から耳を傾けるということ私の息子は、3歳になる少し前から我が家で生活し始めたのですが、保育園に行くようになり、他の子とは違う落ち着きのない様子などから、妻は少しずつ違和感を感じるようになっていました。 あまり具体的なことは言わず、時折「なんかおかしい…」というわけです。...
ikeほだかの里で思うこと②フォスタリング機関としてのほだかの里ができてから約1年が経ちました。里親制度を知るところから始まり、知ることでより里親さんの奥の深さを感じるようになりました。 意識を向けると、里親に関する映画や書籍、テレビなどもあり、里親の立場、里子やケアリーバー(社会的養護を経験した人)...
kamiya少年Aくんとの出会い児童相談所勤務の始まりは非行少年の支援が中心だった。今から30年以上前のことだが、当時は少年非行が社会問題となるくらいに中学校が荒れていて、ほとんどの学校には「ヤンキー」と呼ばれる非行少年が複数人存在するような状況だった。...
inoue親子のはじまりもう12年も前の話です。 1ヶ月程、乳児院に面会交流に通い2回目の外泊でそのまま家での生活が始まりました。 生後10ヶ月の彼は、可愛くて、愛おしくて、家族になれた喜びで舞い上がりました。 うちに来てくれた奇跡に感謝して、この子を愛情いっぱいに育てよう。この子が頑張って生きて...
takeda親子の縁今年の初め頃、数枚の書類と一緒に相談のLINEが来ました。その送り主は、乳児院・児童養護施設を経て就職し、立派に社会人として暮らしています。 その相談内容は、司法書士さんから実親の保佐人選定に関する書類が届いたというものでした。...
kitane居場所高校卒業後、私はアメリカの女子大学に進学しました。初めての海外生活に寮生活、今思えばよくそんな選択をしたな、私の両親もよく行かせてくれたな・・・と思います。今の私があの時の自分と同じ道を選ぶかと問われると、かなり考えて、もしかしたらNOというかもしれません。それくらい無謀な...
mune伝わってしまうものこれまで色々な方の子育てのお話を聞いてきていますが、「なんで食べないんだろう…」「なんで言うことを聞かないんだろう…」と悩み、”子どもに言うことをきかせること”やしつけそのものを育児と考えているような方が結構いらっしゃるなと感じています。...
ike心理検査病院で働いていた頃、心理士の仕事として面接(カウンセリング)以外に心理検査をすることも多くありました。特に、知能検査と性格検査を中心に実施していました。医師が診断するうえでの参考になるよう、結果にあらわれる特徴から、疾患の可能性があるかどうかを報告書にまとめていました。複数...
kamiya山へのあこがれ人生の終盤となった今、自分史を振り返ってみると、中学生の頃はベトナム戦争があり、高校時代には東大、安保闘争があって、当時の若者は誰もが多少なりともその時代の世相に影響を受けて育ったと思う。中学、高校という多感な時代には、そんな社会情勢からの影響を受けて、反体制的な考えや活動...
takeda子育ての醍醐味先日、子どもたちのピアノの発表会がありました。それぞれのソロの曲に加えて兄妹連弾もあり、親にとっても年に1度のとても楽しみな日です。 連弾を終えて戻ってきた妹が悔しそうに、 「あー・・・お兄ちゃんに土下座せなあかん・・・。」とぼやいています。...
naka家族と施設みなさん、家庭体験ボランティアをご存知ですか? ゴールデンウィークやお盆、お正月の大型連休に合わせて施設の子どもを家庭へ迎え入れ、家族として過ごすものです。 私も家庭体験ボランティアとして2歳の男の子(Aくん)を約2年間、自宅(実家)へ迎え入れたことがあります。...
mune子どもからのまなざし私は、これまでの人生で忘れた傘を集めれば、立派な傘屋ができるんじゃないかというくらい、傘を忘れ続けてきました。 例えば、店の傘立てに入れて、店を出る際に雨が降っていないような場合、忘れずに傘を持ち帰ったことは殆どありません。...
ikeつながるということ子どもといっても、皆それぞれ個性があります。元気いっぱいの子、おとなしい子、慎重な子、好奇心旺盛な子…不安が強い子や落ち着きがない子もいるでしょう。性格や態度は、生まれつきのものかもしれないし、育ってきた環境が関係しているかもしれないし、今の状態に対していくつかの要因は考え...
kamiyaランナーズ・ハイ30歳代の頃、ランニングに夢中になった時期があった。仕事や子育てが忙しくてなかなか遠くに出かけることもままならず、その点で自宅近くを走ることは時間的にも経済的にも都合がよく、日ごろの運動不足と日々のストレスを解消してくれた。...
takeda妹は兄の背中を見て育つ!?我が家にはいよいよ受験生の生物大好き中3男子に、少し思春期の入口にさしかかり始めた小4女子。それに加えてかなりマイペースな生き物たちがいます。 ミシシッピアカミミガメの かめきちジュニア。(初代は雨の日に脱走。性別不詳) クランウェルツノガエルの カボス。...
mune覚悟や信念が伴って出会えた人里親になるには、動機、人間性、経済力、親族の協力体制等、様々な面で審査されるのですが、私が「里親になりたい」と親族に話をした時は、賛成するものは一人もおらず、皆が猛反対だったので、児童相談所の福祉司の判断によっては、ひょっとすると里親委託されなかった可能性があったかもしれま...