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kamiya
ニリンソウ
「好きな花は?」と聞かれたら、すかさずに「ニリンソウ(二輪草)」と答えています。花の名前を聞いた人は「それってどんな花?」と不思議そうな顔をすることが多く、それは、たぶん「バラ」や「チューリップ」など一般的な花をイメージしていて、予想外の花の名前に驚かれたのかもしれません。...


takeda
いよいよ新年度
いよいよ新年度。皆さんはどんなスタートとなりましたか? 我が家は上の子がいよいよ高校へ入学し、下の子は小学校高学年に。そして夫は遠い海の向こうへ。大きく生活が変化し、まだまだ落ち着かない我が家です。 昨年度は息子が受験生だったこともあり、大変なことも多かったように思います。...


mune
子どもの育ちに本当に必要なもの
社会的養育の世界に足を踏み入れてから随分長い年月が経ちました。 私が施設で働き始めて間もない頃は、幼稚園児から中学生まで12~13人ほどの2つのグループ(25人ほど)を一人でみないといけないような時間帯(特に平日の朝)もありました。...


kamiya
夢を見る
眠ることは、健康に生きるために必要なことで、人間の欲望の一つでもあります。だが、最近では「よく眠れない」と訴える人も多く、また精神的な落ち込みから不眠になってしまう人も多いようです。不眠はまさに人が抱える根源的な病の一つかもしれません。...


inoue
親子の育ち
1才3ヶ月でやっと歩けるようになってからの彼の成長は早かった。 家の中では可愛いプーさんバイクにまたがり、部屋中グルグル、キュルキュル、ドッカンドッカンと事故を起こしながら走る暴走車。ご飯も愛車に乗ったままドライブスルーのように食べさせてもらって走り去る。...


takeda
子育てと親の欲
最近、幼い里子さんの姿を見て、わが子の幼かったころを思い出すことが多くなってきました。 子どもたちが生まれたばかりの頃は、ただただ元気に大きくなってくれればそれでいいと思っていましたが、そこそこ元気に育ってくると、今度は子どもらしくのびのびと育ってくれたら…なんて思ってしま...


mune
心から耳を傾けるということ
私の息子は、3歳になる少し前から我が家で生活し始めたのですが、保育園に行くようになり、他の子とは違う落ち着きのない様子などから、妻は少しずつ違和感を感じるようになっていました。 あまり具体的なことは言わず、時折「なんかおかしい…」というわけです。...


kamiya
少年Aくんとの出会い
児童相談所勤務の始まりは非行少年の支援が中心だった。今から30年以上前のことだが、当時は少年非行が社会問題となるくらいに中学校が荒れていて、ほとんどの学校には「ヤンキー」と呼ばれる非行少年が複数人存在するような状況だった。...


inoue
親子のはじまり
もう12年も前の話です。 1ヶ月程、乳児院に面会交流に通い2回目の外泊でそのまま家での生活が始まりました。 生後10ヶ月の彼は、可愛くて、愛おしくて、家族になれた喜びで舞い上がりました。 うちに来てくれた奇跡に感謝して、この子を愛情いっぱいに育てよう。この子が頑張って生きて...


takeda
親子の縁
今年の初め頃、数枚の書類と一緒に相談のLINEが来ました。その送り主は、乳児院・児童養護施設を経て就職し、立派に社会人として暮らしています。 その相談内容は、司法書士さんから実親の保佐人選定に関する書類が届いたというものでした。...


kitane
居場所
高校卒業後、私はアメリカの女子大学に進学しました。初めての海外生活に寮生活、今思えばよくそんな選択をしたな、私の両親もよく行かせてくれたな・・・と思います。今の私があの時の自分と同じ道を選ぶかと問われると、かなり考えて、もしかしたらNOというかもしれません。それくらい無謀な...


mune
伝わってしまうもの
これまで色々な方の子育てのお話を聞いてきていますが、「なんで食べないんだろう…」「なんで言うことを聞かないんだろう…」と悩み、”子どもに言うことをきかせること”やしつけそのものを育児と考えているような方が結構いらっしゃるなと感じています。...


kamiya
山へのあこがれ
人生の終盤となった今、自分史を振り返ってみると、中学生の頃はベトナム戦争があり、高校時代には東大、安保闘争があって、当時の若者は誰もが多少なりともその時代の世相に影響を受けて育ったと思う。中学、高校という多感な時代には、そんな社会情勢からの影響を受けて、反体制的な考えや活動...


takeda
子育ての醍醐味
先日、子どもたちのピアノの発表会がありました。それぞれのソロの曲に加えて兄妹連弾もあり、親にとっても年に1度のとても楽しみな日です。 連弾を終えて戻ってきた妹が悔しそうに、 「あー・・・お兄ちゃんに土下座せなあかん・・・。」とぼやいています。...


naka
家族と施設
みなさん、家庭体験ボランティアをご存知ですか? ゴールデンウィークやお盆、お正月の大型連休に合わせて施設の子どもを家庭へ迎え入れ、家族として過ごすものです。 私も家庭体験ボランティアとして2歳の男の子(Aくん)を約2年間、自宅(実家)へ迎え入れたことがあります。...


mune
子どもからのまなざし
私は、これまでの人生で忘れた傘を集めれば、立派な傘屋ができるんじゃないかというくらい、傘を忘れ続けてきました。 例えば、店の傘立てに入れて、店を出る際に雨が降っていないような場合、忘れずに傘を持ち帰ったことは殆どありません。...


kamiya
ランナーズ・ハイ
30歳代の頃、ランニングに夢中になった時期があった。仕事や子育てが忙しくてなかなか遠くに出かけることもままならず、その点で自宅近くを走ることは時間的にも経済的にも都合がよく、日ごろの運動不足と日々のストレスを解消してくれた。...


takeda
妹は兄の背中を見て育つ!?
我が家にはいよいよ受験生の生物大好き中3男子に、少し思春期の入口にさしかかり始めた小4女子。それに加えてかなりマイペースな生き物たちがいます。 ミシシッピアカミミガメの かめきちジュニア。(初代は雨の日に脱走。性別不詳) クランウェルツノガエルの カボス。...

mune
覚悟や信念が伴って出会えた人
里親になるには、動機、人間性、経済力、親族の協力体制等、様々な面で審査されるのですが、私が「里親になりたい」と親族に話をした時は、賛成するものは一人もおらず、皆が猛反対だったので、児童相談所の福祉司の判断によっては、ひょっとすると里親委託されなかった可能性があったかもしれま...


kamiya
~続~ 猫との暮らし
猫が15歳頃から少しずつ体調を崩すことがあり、クリニックに通うことも増えていった。若い頃は食欲旺盛で太り気味となりダイエット食でコントロールしていた時期もあったが、高齢猫となってからはめっきり食が細くなった。そして、年に2~3回は数日間食事を摂らないことがあり、そんな時は見...