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  • takeda

お兄ちゃんって大変!??

 

今年の夏はコロナによる行動制限も解除され、久しぶりに延期になっていたディズニーランドへ子どもたち2人と出かけてきました!!

 高校生の兄も素直に同行し、荷物持ちとして大活躍。絶叫系の苦手な子どもたちは、のんびり園内の雰囲気も楽しみつつ、久しぶりのディズニーランドを満喫。夜のエレクトリカルパレードもゆっくり座って鑑賞し、特に小学生の妹はとても満足気でした。

終了後は余韻に浸る間もなく、パレードを見ていた人たちがエントランスを目指して大移動です(-_-;)。その時、前を歩く2人に目をやるといつの間にかしっかり手をつないで歩いています。すっかり思春期の2人ですので、予想外の行動にてとも驚きました。あまりに大勢の人が移動し始めたため不安になった妹が兄の手を握ったようです。兄もしっかり手を握ってあげています。思ってもいなかった二人の行動に思わず笑ってしまいました。

 

 自宅ではすっかり生活時間も違ってきていますし、一緒に過ごすことも少なくなりました。たまに一緒にいるかと思えばケンカですから・・・。仲良し兄弟とはいかずとも、やはりいざというときには助け合って欲しいと思ってしまいます。それが少し垣間見れたことは、私にとっては嬉しい収穫でした。

 

 兄妹を育てるうえで、我が家は異性であったこと、少し年齢差があったこと、性格やタイプが違ったことで、2人を比較する機会が必然的に少なかったことは本当に有難かったなあと感じています。兄妹になった時から、なるべく比べたりすることのようにということは意識してはいましたが、現実にはなかなか難しい部分も多いです。こちらにそのつもりがなくても、子どもたちがそう感じてしまえば、比べたり味方したことになってしまいますから。日常の中では、ケンカの仲裁の時など「お兄ちゃんなんだから○○してあげて」と妹を優先するようなことはなるべく言わないよう気を付けています。とは言っても、「うるさ~い!!」と2人にしょっちゅう怒鳴ってはいますが^_^;。

 

先日、

「お姉ちゃんとかになりたくないわ。だって弟とか妹とかおる子、いろいろ我慢しなあかんみたいやし、大変そうやもん。お姉ちゃんやから、って言われるねんて。」

「俺はそんなん言われてないし、嫌な時は我慢せーへんで。年上でも嫌なもんは嫌やって言えばええねん。譲れるときは譲ったらええし。」

「確かにお兄ちゃんはそうやな!」

そんなやり取りを2人がしているのを聞いて、内心、「兄我慢せーへんのかい!!」と突っ込んでいましたが^_^;、それでも何となく意図することが伝わってくれているといいなあ。と思います。兄妹とはいっても全く別個の人間で性格も得意なことも全く違いますし、好きで兄や妹になったわけでもありません。私の基準ではなく、子どもたち自身の価値観や基準に寄り添い、向き合える余裕を持ちたいと思っています。いつかお互いを思いやり、大切な存在として助け合ってくれることを願っています。

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