子育ての振り返り
- yamaguchi
- 9月1日
- 読了時間: 4分

私には大学3年生と高校3年生の2人の娘がいます。ぶつかることもたくさんありますが(ぶつかってることが多いくらいかもしれませんが)内心かわいくて、愛おしくて、大切な存在です。いまだに何でも知っていたくて、だれかとどこかへ遊びに行くもんなら、だれとどこへ行くの?どんなことするの?と聞いてしまい、うざがられます。(そして同じことを何度も聞きがち(-_-;))
子育ても終盤に差し掛かり、子離れしなきゃなとの思いから、最近は育児日記を読み返しながら自分の子育て観を振り返ることがよくあります。
保育士をしていたことも関係するのか、子どもたちが小さい頃は、生活リズムや、食事、同世代との関わり、人に迷惑をかけないためのしつけなどを意識した子育てをしてきました。起きる時間、寝る時間、1日の食事に取り入れる食材の数、遊びの様子を記録に取り(育児日記)規則正しく生活させてきました。(がっちりではなく臨機応変にですが)
食事の面では私も主人も好き嫌いなく何でも食べたし、食べることが好きだったのでいまでも食べられないものが少なく、初めての料理や珍しい料理、私のお世辞にもおいしくない失敗作の料理ももったいないから(食べるのを)手伝うわといって食べてくれたりします。中学生くらいになってくと、野菜がヤダとかこれはあまり好きじゃないというようにはなりましたが、出されたものを食べるのが暗黙のルール?のような感じだったので文句を言いながらもたべてはいました。
そんな中で、ママ友からカレーは娘が嫌いだからうちでは作らないと聞いたとき、嫌いだからって作らないって選択あるんだとハッとさせられたことがあります。野菜食べなきゃとかバランスよく食べさせなきゃが先に立って好きなもの、好きなものをおいしく食べる環境が後回しになっていたことに気づきました。周りをよく見れば私の甥っ子は、小さい頃から偏食で白米ばかり食べていたけど大した病気もせず、むしろ病気知らずの子供時代を過ごしました。今は社会人になって友達や職場の人といろんな店に行き、食べられるものも増えているそうです。
食事って確かに大事だけど、苦手なものを嫌々食べさせる必要はないし、他のもので補えるものは補えばいいし、自分で選ぶことも大事だな~と思うようになりました。
食べるものを選ばせたり、苦手なものを残したりすることを許容することはできるようになりましたが、いまだになにかにつけて健康そうなものを選んで食べさせがち(笑)です。私の勝手な安心材料なんだと思っています。(これ食べとけば免疫力少しは強くなるかも?夏バテ防げるかも?みたいな)ストレスが免疫力の低下につながるのに、ストレス与えながら食べさせるのは本末転倒かも??と思ったりもしますが。
ただ、今でも乳幼児さんに関しては、いろんな食材を食べる経験をさせることは大事だし、おいしく食べる工夫(調理法やたべる環境、雰囲気作り)は必要だと思っています。
子育てってその家庭ごとにやり方があって、子育てしながらいろんなやり方を見て、聞いてカスタマイズしていくと思うので、子どもの数だけ子育てのやりかたがあると思います。
そこには子育てしてる人の価値観や育ってきた環境が練りこまれて、さらに時代によっても大きく変化し、自分には思いつきもしない考え方や想いがあって、きいてるとワクワクします。ママ友とのランチ会ではいつも子育て話で盛り上がります。
ほかの家庭の子育てを聞きながら、自分の子育てを振り返り、こういう風にかかわったからこんなところがあるのかも?と娘を客観的に見たりすることで、目につくことを言いすぎたりするのを防げてる気もします。
それぞれの家庭の何気ない日常や、家庭のルールも私にはとても興味深いものだし、視野が広がり、学びにもなります。
なのでぜひ、さとカフェに来ていただいたときなど、皆さんの日常の何気ない様子やお出かけした時のお話など聞かせてもらえたら嬉しいです。








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