七夕の願いごと
- naka
- 2025年7月14日
- 読了時間: 3分

この春、私は里親としての生活をスタートさせました。
まめちゃん(枝豆が大好きなので「まめちゃん」と呼ばせてもらいます)との暮らしが始まって、まだ数か月。
お互いに手探りながらも、少しずつ日々のリズムができてきたところです。
(と、綺麗にまとめておきますが、実際にはハプニングだらけの毎日です。汗)
委託当初から、まめちゃんのお部屋の職員さんが作ってくれた「まめちゃんの絵本」(生まれてから私の家にお引越ししてくるまでの流れを、簡単に絵本にまとめたもの)を、毎日一緒に読んでいます。
その絵本には、まめちゃんを生んでくれた〝ママ〟も登場していて、まめちゃんはそのページがくると、
「ママ!ママから生まれたもんね〜!」
と、にこにこしながら言っています。
まめちゃんなりに〝自分はママから生まれてきたんだ〟ということを、少しずつ理解しているように感じます。
最初は「よんで!」と私の膝に乗っていたまめちゃんも、最近では自分でページをめくり、声に出して読むようになってきました。
そんな日々の中、七夕が近づいてきました。
スーパーや病院の待合室など、いろいろな場所で短冊が飾られていて、まめちゃんも何度か一緒に飾ってきました。自由に絵を描いたり、色を塗ったり、「ウィンナーをたくさんたべたい。(委託当初からこのブログを書いてる今日まで、毎日ウィンナーを食べています。)」といったお願いごとを、私の想像で代筆することもありました。
ある日、保育園から「おうちでも短冊を書いてきてください」と短冊を持ち帰ってきました。
そこで、まめちゃんと二人、ゆっくり時間をとって話してみることにしました。
せっかくおうちで書くなら、まめちゃんが今、本当に心の中に持っている願いを、ちゃんと聞いてあげたいと思ったからです。
「お願いごとってね、“こうなったらいいな”って思うことを書くんだよ。ウィンナーたべたい!とか、ジャンジャンに会いたい!とか、、、」
と、できるだけわかりやすく噛み砕いて説明すると
『あいたい?』と聞き返してきたまめちゃん
「うん、会いたい!も良いんだよ。」と伝えると、
少し考えたあとに——
「ママに あいたい」
その言葉を聞いた瞬間、胸がじんと熱くなりました。
うれしいような、切ないような、言葉にならない感情が込み上げてきて、「そっかぁ、そうなんだね!」と、できるだけ明るい声で返すのが私の精一杯でした。
バタバタと過ぎていったこの数か月。
その中でも、まめちゃんの心の中には、〝ママにあいたい〟という気持ちがあったんだなと思います。
その想いを、七夕の短冊を通してしっかりと聞けたこの日は、私にとってとても特別な日になりました。
まめちゃんの大切な願いを、まめちゃんの手を握りながら一緒に短冊に書きました。
そして、別の短冊に私の願いを込めて書きました。
「まめちゃんが ママに 会えますように」
まめちゃんと私の願いが叶う日がいつなのかは、まだわかりません。
けれど、まめちゃんの気持ちをまっすぐに受け止めて、そばにいる私が一緒に願っていくこと。
それが、今の私にできることなのかな、と思います。
まめちゃんとともに、今この瞬間の毎日を、大切に重ねていきたいです。





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