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自分で考え選択して歩んでいく一歩

inoue

厳しい寒さから一変し、暖かな日が続き、急に春めいてきましたね。

我が家は、やっと長男の高校受験が終わりました!!

受験方法や、学校のレベルなど自分たちの時代とは大きく変わっており、子どもの初めての受験にこの1年はバタバタと落ち着きませんでした。

一方で長男はというと、何事もポジティブで普段からBig mouthな子です。

1学期には、懇談会で先生も苦笑するような高いレベルの進学校を目標として公言していました。2学期になり、少しずつ自分の成績と折り合いをつけ、目指す高校も落ち着いた…。  と思っていましたが…。


3学期となり、受験校を最終決定する段階で、またまた目標を上げたい!となったのです。

成績が上がっての目標変更ならですが、決してそうではないので、親としては彼の考えに戸惑いました。しかし、彼なりに考え、悩みながら高校選びをしているようでした。「自分の成績よりも少しでも上を目指したい!高みを目指した方が達成感があると思う!まだ1カ月ある!」と…。

「そりゃあ受かればそうかもね~」と冷ややかな私の言葉にもめげずに、高みを目指し最終決定〆切の前夜に彼が決めた高校は2校とも自分の成績より上をチャレンジするというものでした。

親としては、あまり高いレベルではなく、無理なく行ける学校の方が良いのではないかとも思いますが、それでも彼が自分で考え決めた受験校です。

親の意見ではなく、自分の意志を通して決断したことは誇らしくも感じました。


それから受験までの1か月は本当に頑張って勉強していました。1か月(笑)

無事、心身ともに体調を崩すことなく受験することができ、(母の愛情、体調管理ドリンクのおかげです!!)

受験が終わり帰宅した息子は解放感で小躍りしていました。(試験の出来は不明です)

結果はまだ先なので、どの高校に通うことになるか分かりませんが、どこに決まっても、その高校が彼にとって縁のあった学校ということです。

願いが叶わなかったとしても腐らずに彼らしく、これからもでっかい夢みて歩んでいって欲しいと思います。


彼が1才になる頃に親子となり、泣いたり笑ったり、悩んだり…。でもこうやって今、彼の成長を見れていること、家族であることが本当に幸せです。ガイダンスでお話しする「時間をかけて、少しずつ、ゆっくりと親子・家族になること。それが里親になるということ」という言葉を今、一番実感しています。

高校生になり、ますます彼の世界は拡がり、巣立ちの時はもう目前かもしれません。そう思うと寂しさも感じますが、まだまだ高校生、色々なことが起きたり、親の役割は変化しながら必要でしょう。彼にとって大切な高校時代は親にとっても大切な時になりそうです。

二男も春から中学生です。私も、思春期真っただ中の高校・中学男子の母を、不安や焦り、怒りも含めて、まるごと楽しみたい。そして、子離れの準備期間として自分のことも楽しんでいこうと思います!!

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