子どものペースを大切にしたいと思った話
- shiba
- 4月15日
- 読了時間: 5分

4月もあっという間に半ばですね…。お子さんが入園・入学・進級・就職された方はおめでとうございます。我が家は息子が年長、娘が年少になりました。
今回は息子のトイレットトレーニングを通して、子どものペースを大切にしたいと思ったことを書こうと思います。
トイトレを意識し始めたのは確か、2歳半頃だったと思います。その頃はまだ保育園に通っていなかったので、家での生活がメインでした。親戚に譲ってもらったアンパンマンの補助便座に座らせることから始めました。まずは座れるだけでOKと思い、最初はノリノリで座っていた息子。いいスタート!と思う私でしたが、息子のノリノリ気分は続かず…。頑張り表作戦を導入することにしました。息子の好きな車のシールを買ってきて、毎回息子にリクエストを聞き、頑張り表にイラストを描きました。トイレに座れたら丸いシール、成功したらキラキラシールにするなど工夫してみましたが成果は出ず、ただシールを貼っているだけのような感じになってしまいました。成功したらお菓子作戦もやってみましたが、やる気があるのは最初だけ。「トイレに座るだけでいいよ」と誘っても行きたがらなくなり…。どんなやり方が息子に合うのかしっかり考えたかったけど、当時0歳の娘に手がかかるので余裕もなく、やれない自分に対してモヤモヤした気持ちも抱えていました。
上手くいかないまま3歳で保育園に入る頃になり、トイレできなくても大丈夫かな…と心配でした。入園説明会で先生に心配を伝えたところ、「オムツはそのうち外れるから大丈夫ですよ」と言ってくれました。その言葉に励まされ、焦っても仕方ないかもなと思えました。
保育園ではみんなでトイレへ行くので少しずつ成功することが増え、家でもできるようになってきました。そこからは順調に進み、夏頃にはパンツで登園できるように。パンツ登園の初日、母はそわそわしていましたが心配無用でした。それからトントン拍子で夜尿もなくなっていきました。頑張り表や声かけを続けても上手くいかなかったのは、きっと息子にとってタイミングがあったからなんだな、と感じました。
ですが、次の壁が立ちはだかりました。繊細な息子は家と保育園のトイレにしか行けず、外出先のトイレを嫌がりました。たまたま行ったとあるショッピングセンターのトイレが汚れていて、「外のトイレは汚いから嫌だ」という意識が根づいてしまったようで、余計に嫌がりました。秋の遠足ではみんなが公園のトイレへ行くのに息子は行けず、お迎えのとき担任の先生に「一度もトイレへ行けませんでした」と報告を受けました。朝保育園を出発し、お弁当を食べ、遊んでから保育園へ戻りましたが、「よくそんなにも我慢できたな…」と思ったことを覚えています。これはどうにかしなければと思い、トイレへ行くことからできるように、外出のたびに連れて行こうとしますが拒否する息子。そこは男同士、夫が率先してトイレに誘い、トイレの仕方を教えるなど根気強く関わってくれたので、冬頃には慣れた場所のトイレに行けるようになりました。徐々にどこのトイレでも嫌がらず行けるようになり、「今日は○○のトイレに行けた」「✕✕のトイレも行けたよ」と嬉しそうに教えてくれて、自信がついてきたのだなと感じました。
その後、最後の壁をクリアするまで長い戦いがありました。小の方はどこでもできるようになりましたが、大の方は家のトイレでもできず…。「踏ん張る練習をさせなきゃ!」と思いおまるを使い、1~2回成功しましたが息子のやる気が続かず…。「だってできないから」と自信なさそうに話す姿もありました。「出る前に言えるようになろうね。一緒にトイレ行こうね」と何度も伝え、「できるようになるから大丈夫」と息子を励ますことを続けましたが、出そうになったら自分でオムツにはき替えていました。オムツを買ってくるたびに「いつオムツ卒業したい?」と聞いてみると「7月かな」「やっぱり8月かなー」「5歳(誕生日は1月)になるまで」「年長さんになるまで」と、どんどん延びていきました。保育園はパンツで登園しているので、そのまま大の方をするわけにもいかず、我慢して帰ってくるので便秘になってしまうことも多々ありました。お腹が痛くて病院に連れて行ったことも数回ありました。「出そう…」と言えたときにトイレへ誘うものの、いざトイレに座らせると出なくなることも多く、便秘で苦しむのはかわいそうなので、「便秘になるくらいなら…」と諦めてオムツをはかせる日々。もう年中だしなぁ…と焦りもありましたが、小の方ができるまでの過程を思い返し、焦っても仕方ない、この子のタイミングでできるようになる日が来ると信じ、「トイレに座れる日は座る」くらいに妥協し、息子と付き合っていました。その後、年中の冬休みにトイレで成功し、家族みんなで大喜び。オムツでする日もまだありましたが、トイレで成功の日がどんどん増えてきました。「今日で20回目~」と、成功した回数を自分で何度も数えながら、喜んでいる姿がありました。
ここまでいろいろな壁はありましたが、今ではトイトレ真っ最中の娘に「出なくてもいいんだよ~」「できるようになるから大丈夫だよ」と言ってあげたり、「力抜いて~!」とアドバイスしてあげたりする姿が頼もしいです。
「トイレができるように」と親なりにできることを考えて働きかけてきましたが、なんだか息子にははまらないし上手くいかない…。もっとできることがあるかもしれないのに日々の忙しさに余裕がなく、やれない自分が嫌になったり、じゃあ何をしてあげたられるだろうとモヤモヤしていましたが、この経験を通し、息子にとってのタイミングがあったんだなと気づきました。これまでを振り返ると、娘のときは教えていなくてもいつの間にかスプーンやコップを上手に使えるようになっていたこともありました。子ども自身に、自分の力でできるようになるタイミングが来るんだと思います。「できない」と自信なさそうな姿を見るのは親としても辛くなります。「このままではいけない」「何とかしてあげなきゃ」という気持ちになることはこれからもあると思いますが、子どものペースを大切にし、子どもが持っている力を信じ、子どものタイミングを待ちながら気長に付き合い、見守ってあげたいと思っています。(忙しい日々の中、そんなに寛大な心を持ち続けられる自信はないですが…。できる限り、頑張っていきます。)




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